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なぜ歯の根の治療(神経をとる治療)をしたにもかかわらず、痛みがあるのか。
下記のいずれか、もしくは複合的な要因となって痛みが生ずる場合が多いと思われます。
1.神経が通っている根管が細菌により感染し、炎症を起こしたりします。
2.治療したことにより、故意ではないが人為的に器具で根の先が壊れたりする可能性もあります。
3.残った神経や血液の蛋白が生体の酵素などにより分解変性し、顆粒球などの白血球の出す活性酸素によって、周囲の組織が破壊されたりします。
4.他の歯と比べて強く接触を受けたり、横に揺さぶられると、歯の根に必要以上な力が受け、根の先端に負担がかかり炎症が起こす引き金になったりします。
5.経年的に神経が失われた根の先端が割れているたり、縦割れがわずかにでも起こるとそこから炎症がおき、骨の吸収、排膿がみられることが多いです。
マイクロスコープのない環境では、正直、肉眼で確認することは難しく、レントゲン、根の先端の位置を電気抵抗値で測定したり、手指の感覚で一般に削る器具を使って盲目に近い状態で施術を行わないといけない状態です。
さとう歯科クリニックでは、マイクロスコープの使用によりこの問題解決の一里に取り組んでおります。
さとう歯科クリニックの根管治療施術の流れについて
1.まず、原因をつきとめて、初日は応急処置を行います。
これは、他の歯科医院でも同じでしょう。
2.神経が既にない根の治療の場合、根管内の古い根充材を除去し、取り残した根充材があるかどうか確認するのにこのマイクロスコープが役に立ちます。肉眼では確認できない暗い奥の壁の側面や根の先端がよく見えます。さらに、肉眼で探し当てられなかった脇にある根管(側枝)も見つけることができます。( 米国では、根管治療する専門医は、手術顕微鏡の設置を義務づけてられているそうです。)

3.さとう歯科クリニックでは、根管は常にWaterlaseMDのキャビテーションされた精製水のスプレーにより超音波洗浄され、レーザー光の蒸散による殺菌を同時に行なっております。

Waterlase MD
4.さらに内部の根の先端に残ったデブリ(削りかす、古い充填材、目では確認できない汚れ)を15%EDTA溶液で満たした根管内をWaterlaseMDをある設定にしますとバブルで超音波が発生し、
引圧が発生し、膿みや削りかすなどの汚れを浮かし排出させます(PIPS=Photon Initiated Photo-acoustic Streaming)。
実際の根管内:根尖部にあったデブリが、浮き上がってくるのを確認できる。黄土色の棒状のものは、弾力のあるジルコニア製のレーザーチップで、根管内に挿入照射しているところです。
人工透明根管内での実験:根尖、側枝の染色液がwaterlaseによって5分程できれいに排出されたのを確認できます。
5.内部応力が残らない特殊な樹脂系の流れのよい根充材で細かい穴を封鎖できるシーリング材を使用して充填します。細かい側枝という根管の枝葉は無数に実際はありますが、根の先端が曲がっていたりしている形状でもしっかり封鎖できます。
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一連の流れを説明させて頂きましたが、マイクロスコープは、裸眼での歯科治療と比較にならないくらい細かいところを見ることができます。また、WaterlaseMDは、しっかり根管内を洗浄殺菌できますので、治癒が非常に速いです。確実で正確な治療とは、よく見える治療からまず始まります。
根の治療で長いことわずらっておられる方は、是非ご相談ください。


2010年12月4日